(対面)セカンドオピニオン外来のご案内
セカンドオピニオン外来について
近年の医療を取りまく環境は急速に変化しています。新薬や新しい手術方法の開発などにより、一つの病気でもいくつもの治療方法があり、また、医師によって治療方針が異なることも珍しくありません。このような状況の中、当院においてもセカンドオピニオンを求める患者さんが増加しておりますが、他の患者さんの待ち時間への影響が大きく、外来受診時間帯にセカンドオピニオンに十分な時間をかけることが困難な状況にあります。 このため、当院においてもセカンドオピニオン外来を設け、医師から患者さんにとって最善と考えられる治療について、専門的見地から助言してまいります。 患者さんには自分が受ける治療を自ら決定する権利があります。そのためには自分が受ける医療や検査について十分な説明を受け、どのような選択肢があるかについて知らなければなりません。そのお手伝いができればと考えています。
目的
セカンドオピニオン外来は、当院以外の医療機関に入院または通院されている方を対象に、現在受けている診断や治療について当院の医師が専門的見地から意見や判断を提供します。 その意見や判断を、患者さんご自身が治療方法を選ぶ際の参考にしていただくことが目的です。
担当診療科?対象疾患
対象者
患者さん本人 患者さんの家族(患者さん本人の同意書が必要です。患者さんが18歳未満の場合は関係を証する書類を添付して下さい。)
予約について
予約時間 | 平日の午前9時から午後5時まで |
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予約方法 | 下記の専用電話でお受けします。 受付電話番号:073-441-0824 (電子メールでのお申し込みは受け付けておりません。) |
受付窓口 | 患者支援センター |
実施場所
医事課 相談室
セカンドオピニオンの実施は担当する医師と患者さんのご都合を調整した上で実施日を決定します。
日時等は電話またはファックス等で連絡します。
相談日当日は15分前までに患者支援センターへお越しいただき、受付をすませてください。
持参していただくもの
- 申込書[様式1]
- 同意書[様式2]
(ご家族による受診の場合、患者さん本人が18歳未満の場合は相談者との続柄が分かる書類) - 主治医の診療情報提供書(紹介状)[様式3]
(現在治療中の医療機関の様式でもかまいません。) - 画像診断データ(レントゲン、MRI、CT等)
※CD-ROMの場合はDICOM規格でお願いします。 - 超音波検査の結果と画像
- 内視鏡検査の結果と画像
- 病理組織検査の報告書
- その他各種検査記録 等
※当日、上記書類をお持ちでない場合は、セカンドオピニオンをご予約いただいても、ご相談に応じられない場合があります。あらかじめご了承ください。
相談例
- 治療方法に複数の選択肢があるとき(外科的治療法と内科的治療法等)
- 現在の治療法に対する不安を感じるとき
- 大きな外科的手術を勧められているとき
- その他
セカンドオピニオンをお受けできない場合
- 当院指定の資料をお持ちでないとき
(上記の「持参していただくもの」を参照してください。) - 患者さんご本人、ご家族以外からの相談
- 患者さん本人の同意を得ていない場合(ただしご本人が18歳未満の場合を除く)
- 最初から当院への転院を希望されている場合
- 受診中の医療機関に対する苦情の場合
- 医療事故等に関する訴訟準備等の場合
- 既に死亡されている患者さんに関する相談
※セカンドオピニオン外来においては、検査や治療を行いませんので、ご了承願います。
相談時間及び料金
相談時間は45分間とします(画像診断に要する時間も含みます)。
料金は45分あたり15,140円(税込)とします(全額自己負担で、健康保険の適用はありません。)
相談終了後、主治医への返信を作成し、患者さんにお渡ししますが、返信を書くのに要した時間は相談時間には含まれません。
料金は、相談が終了した際に会計窓口でお支払いください。
担当医師
該当診療科の教授、准教授、専門医
セカンドオピニオン外来の流れ
主治医にセカンドオピニオンをとりたい旨を相談し、同意を得てください。
必要資料を入手してください。
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